平行と合同 - 合同の証明
解答はページ下部にあります
問題
問.次の問いに答えなさい。
(1)
AB=CB、AD=CDのとき、△ABD≡△CBDとなることを証明せよ。
B
D
A
C
(2)
AD//BC、AD=BCのとき、△ABD≡△CBDとなることを証明せよ。
B
D
A
C
(3)
CがAEの中点で∠CAB=∠CEDのとき、△ABC≡△EDCとなることを証明せよ。
A
B
D
E
C
(4)
AD=BC、∠ADC=∠BCDのとき、△ACD≡△BDCとなることを証明せよ。
A
B
C
D
(5)
AC=BC、∠DAC=∠EBCのとき、△ACD≡△BCEとなることを証明せよ。
A
B
D
E
C
(6)
AE=AD、AB=ACのとき、△ABE≡△ACDとなることを証明せよ。
A
D
E
B
C
当サイトの問題は、「中学生向け数学の問題集アプリ-MASMO」で作成・出題された問題を掲載しています。

解答
- 三角形の合同条件
・3辺がそれぞれ等しい
・2辺とその間の角度がそれぞれ等しい
・1辺とその両端の角度がそれぞれ等しい - 三角形の合同を証明する場合は、合同条件を満たす辺や角度を探す。
(1)
AB=CB、AD=CDのとき、△ABD≡△CBDとなることを証明せよ。
B
D
A
C
△ABDと△CBDにおいて
仮定:AB=CB
仮定:AD=CD
共通:BD=BD
よって3辺がそれぞれ等しいので
△ABD≡△CBD
仮定:AB=CB
仮定:AD=CD
共通:BD=BD
よって3辺がそれぞれ等しいので
△ABD≡△CBD
(2)
AD//BC、AD=BCのとき、△ABD≡△CBDとなることを証明せよ。
B
D
A
C
△ABDと△CBDにおいて
仮定:AD=BC
平行線の錯角:∠ADB=∠CBD
共通:BD=BD
よって2辺とその間の角がそれぞれ等しいので
△ABD≡△CBD
仮定:AD=BC
平行線の錯角:∠ADB=∠CBD
共通:BD=BD
よって2辺とその間の角がそれぞれ等しいので
△ABD≡△CBD
(3)
CがAEの中点で∠CAB=∠CEDのとき、△ABC≡△EDCとなることを証明せよ。
A
B
D
E
C
△ABCと△EDCにおいて
仮定:AC=EC
仮定:∠CAB=∠CED
対頂角:∠ACB=∠ECD
よって1辺とその両端の角がそれぞれ等しいので
△ABC≡△EDC
仮定:AC=EC
仮定:∠CAB=∠CED
対頂角:∠ACB=∠ECD
よって1辺とその両端の角がそれぞれ等しいので
△ABC≡△EDC
(4)
AD=BC、∠ADC=∠BCDのとき、△ACD≡△BDCとなることを証明せよ。
A
B
C
D
△ACDと△BDCにおいて
仮定:AD=BC
仮定:∠ADC=∠BCD
共通:CD=CD
よって2辺とその間の角がそれぞれ等しいので
△ACD≡△BDC
仮定:AD=BC
仮定:∠ADC=∠BCD
共通:CD=CD
よって2辺とその間の角がそれぞれ等しいので
△ACD≡△BDC
(5)
AC=BC、∠DAC=∠EBCのとき、△ACD≡△BCEとなることを証明せよ。
A
B
D
E
C
△ACDと△BCEにおいて
仮定:AC=BC
仮定:∠DAC=∠EBC
対頂角:∠ACD=∠BCE
よって1辺とその両端の角がそれぞれ等しいので
△ACD≡△BCE
仮定:AC=BC
仮定:∠DAC=∠EBC
対頂角:∠ACD=∠BCE
よって1辺とその両端の角がそれぞれ等しいので
△ACD≡△BCE
(6)
AE=AD、AB=ACのとき、△ABE≡△ACDとなることを証明せよ。
A
D
E
B
C
△ABEと△ACDにおいて
仮定:AE=AD
仮定:AB=AC
共通:∠BAE=∠CAD
よって2辺とその間の角がそれぞれ等しいので
△ABE≡△ACD
仮定:AE=AD
仮定:AB=AC
共通:∠BAE=∠CAD
よって2辺とその間の角がそれぞれ等しいので
△ABE≡△ACD